98y SUZUKI DF125EV
98y SUZUKI DF125EV
フロントフォーク交換:DF125EV
2005.06.11
実はDF、いつの頃からか右フロントフォークからジワジワとオイル漏れが起きていたのです。
ネットで調べてみたところ、自分でやるには万力だのSSTだのが必要みたいだし、バイク屋に頼むと約2万前後するらしいし、ちょうど息子が剣道の防具を新調するのと重なって現在金欠の父はどうしようかちょっと悩んだのですが(笑)、とりあえず安く済む方法として「オークションでの中古入手」を思いつきました。っていうかいつもの手だけどね。
オーバーホールは手に余っても換装なら簡単、早速オークションをウォッチして見ると、さすが不人気車。あまり出物はないようです。が逆に言うとライバルも少ないのが不人気車のいいところ。根気良く探していたら…おーありましたありました、DFはなくてもジェベル用のが出ています。開始価格で入札してドキドキしながら終了を待ち、結局他の入札は一切なく(笑)送料込み7000円で譲っていただくことができました。ヤッタネ。
前輪を外すので、持ち上げないといけないんですが、メンテ用のスタンドなど気の利いたものは持っていないので、コカコーラのケースで流用することにしました。
サイドスタンドを立てて車体をできるだけ倒し後輪を浮かして、その間に誰かに車体の下に箱を蹴り込んでもらいます(笑)。あとはちょっとづつずらして安定する位置に据え付けて準備完了。
でももしかしてこれビン流通時代のレア物のケースか(笑)?倉庫の奥に転がっていたのでフツーに使ったけど。ま、ビン入りコーラは今でもごくフツーに買えるけどね(笑)。
しかも金入れて自分で引き抜くタイプの自動販売機。抜いたら前面の栓抜きでシュポっと王冠を抜くやつね。
わかる人には懐かしいでしょう?
写真はなんとかバランスよく立ててみた図。
車体前方斜め下方にフォークを抜くので、その分だけ高くしないと緩めても地面に引っかかっちゃいます。
ミニと違ってメンテナンス用の整備書はないので、前輪やフォークにくっついている取らなくちゃいけないものをテキトーに片っ端から外していきます。
ヘッドライトステー(マップバインダがついてる黒パイプのあれね)、ブレーキキャリパー、スピードメーターケーブルなどをはずし、まずフロントホイールを外します。
それから2本あるブリッジの固定ネジを緩めてフォークを下向きに抜きます。
なんか2本ともいっぺんに抜くとつけるときにねじれそうな気がして、作業は1本づつやったんだけど考えすぎ?ブリッジが2箇所にあるから2本とも抜いても左右には振れないのかな。
元からついているフォークと交換するものを並べてみると、交換用のものの方が1cmくらい長いみたい。ジェベルとDFで元々長さが違うのか、オイル量が違うのか、それとも現在付いているものがヘタっているのか、長さが違う原因はわかりませんが、それよりも今の長さでつけるべきかそれとも1cm長い状態でつけるべきか悩んだので、オークションで譲って頂いた方に電話して尋ねてみると、1cm程度だと特に影響はないと思うということで、これまでどおりトップブリッジの上端にツラを合わせて取り付けることにしました。あとで走ってみたけど交換前と違いがわからなかったよ。
インナーのジャバラ部分を移植して下部を長いインシュロックで留めます。これはダイソーで売ってるので充分。
あとは元通りに差して固定して、外したパーツを元通りに戻せば完了です。
作業自体は難しくないごく簡単なものでした。一番大変なのはフロントを浮かすので不安定だということ。今回はカミさんと息子に頼んで常に車体を押さえるなどの補助をしてもらいました。
問題のあった右側のフロントフォーク。
油漏れでドロドロになっています。
そのうちオーバーホールに挑戦してみようかな…
ちなみに今回このフロントフォークセットを出品していたのは、埼玉県の東松山市にある「プラスワン」というバイクショップでした。オークションでの取引もさることながら、その後取り付け時の相談にも快く乗ってくれたし、出品商品に問題があったらきちんと対応するとも言ってくれた出品者の鑑のような方でした。全国デポ止めで車体も売ってるようだし、次はここから買おうかなと思わせる対応だったのでお薦めです。