94y MINI Cooper1.3i
94y MINI Cooper1.3i
サスペンション・ショックアブソーバ変更
ウチのミニはほとんどが街乗り用途なんですが、市内の舗装は非常に状態が悪いんです。
家族で使うとリアシートに乗ることも多く、運悪く後ろに座った人はちょっとした買い物に行くときでさえピョンピョン跳ねてしまいます。そこで少しでも乗り心地を向上しようと思い、思い切ってコイルサスに換装してみました。
コイルサスにするとロールが大きくなるとか巻き数少ないから意味がないとよくミニ系の掲示板などで見ますが、普通に走る分にはまったく気になりませんし確実に突き上げは柔らかくなり乗り心地が向上します。ある意味ああいう書き込みは嘘にも近い。そもそもロールを気にするような走りなんかしませんから。普通のひとはカーブだってそれほど遠心力を感じない速度で曲がるもんです。ミニだからってコーナリングを楽しまなきゃっていうのは個人の趣味であって誰もがそんな暴走してるわけじゃないことに気づかなきゃね。
ラバコンと比較したらそりゃ足は柔らかくなりますが、街乗り用の柔らかめのコイルスプリングに換装しても国産車に比べるとまだまだ堅いんですから、普通に街を走ったり普通にドライブするひとにはまったく問題ないと思います。いずれにしても換えなきゃ乗り心地なんか一生変わらないんですから、気になるひとは換えちゃいましょうよ。
コイル・スプリング
MST製のコイルスプリングで、フロントが同社品番S100(3巻き半、バネレート約100)、リアが同S70(4巻き、バネレート約70)というコンビネーションです。
乗り心地重視のセットだけあって、街乗り時の気持ちよさは特筆モノです。うちにはパジェロミニがあるのですが、こいつのリアは四駆特有の超柔らかいサスが入っています。このパジェミニの乗り心地に匹敵する、というか明らかに超える乗り心地かも知れません。とにかく小さな段差はすべて吸収してくれて、あのピョンピョン跳ねていた真上への突き上げがまったくなくなりました。ショック・アブソーバーを同時に交換したのも奏効したのでしょう。
ハイローキット
タートルトレーディング社製の車高調整キットです。
コイルスプリング対応品でアルミビレット加工なので強度も充分、
よくあるダブルナットではないため車高の調整がスパナ1本で調整できるので便利。
でも勝手に回ってしまうことってないのかな?? コイルのときはわざわざ固定用ダブルナットをはずすというショップも見かけたけどどういう理由なのかは未だに謎です。
ダブルナットじゃなくて大丈夫なのか?ということについては、今のところ勝手に車高が変わるなどの不都合は起きていないのできっと大丈夫なんでしょうね(笑)
ショック・アブソーバー
値段はわりと安いのに性能が高いと巷で評判のGAZ製スタンダードストローク。
減衰力は36段階調整式。
コイル・スプリングと同時に替えたのでその威力はよくわからないのですが、ものすごくよくなった乗り心地に相当寄与しているものと思われます。普段は一番柔らかいところから3つほど回して乗っています。前後ともジャッキアップせずに簡単に手でダイヤルを回して減衰力を調整できるのが非常に便利です。
比較的値段が安いけれど能力が高いということで玄人筋にも人気の高いパーツのようです。
フロント装着図
装着はすべてDIYでやりました。フロントの正味作業時間は約5時間。
なんといってもアッパーアームのピボットシャフト(ボルト)を抜くのに時間がかかります。でもそれさえできれば案外簡単です。
リア装着図
リアの正味作業時間は約2時間。フロントに比べれば作業自体は難しくなく楽勝ですね。
取り付けDIY作業は「丸目メンテナンス日記」に記事があります。
取り付け後の車高の状態
取り付け翌日、10kmほど走ったあとの車高です。
フェンダー−タイヤ間は、フロント指3本、リア指4本ちょっとくらいの隙間があいています。
リアはスーパーソフトなのでしばらくしたらもうちょっと落ちると思います。干渉したら嫌なのでちょっと高めに設定しています。
乗った感じですが、国産軽自動車並です。かなり良いです。街乗りが全く苦にならなくなりました。普段リアシートに乗るカミさんが一番喜んでいます(笑)。