94y MINI Cooper1.3i
94y MINI Cooper1.3i
ミニ関連本など
ミニ関連の書籍はこれまでたくさん出版されています。ほとんどが絶版となっていますが、オークション等では今でも古いものが安く売られています。ここではオレが今までに入手した主な本を紹介します。
ミニ定番トラブル解決事典
トラブルの種類毎にまとめられていて結構解りやすい。でもDIY推奨本じゃなくあくまでもショップでの修理・整備を念頭に書かれているようで、この本を買ってもトラブルを解決するのは無理です。項目ごとに修理費用見積もりが工賃とともに明記されているので、要はトラブルを解決するためには店に持ち込めということなんでしょうか(笑)
アウトデルタの丸山氏指導となっています。
この本だけですべてがわかるわけじゃないから事典というほどでもないと思うんだけど、暇なときに読み物としても楽しめるのでまあいいか。内容がどうあれ、こういうミニ関連の本が未だに新刊として出されることに感謝することにしよう。1500円。空港売店で機内で読むために購入。普通の本屋で見かけていたら買わなかったかも知れない(笑)。
ミニメンテナンス&リペア・マニュアル
言わずと知れた、ヘインズ社のミニ用整備書。
DIYでミニをいじろうと思ったら是非あったほうがいい一冊です。細かいところまできっちり説明してありますが、訳本であって訳本じゃないあたりが読みにくい由縁でしょうか。どっかのウェブサイトみたいに日本語がヘンなところがたくさんあるけど慣れるしかありません(笑)。
意味不明なところは現車と見比べながらこの本を穴があくほど何度も読み返せばだんだんわかってきます。
俺の本は各所に付箋が貼られ、アンダーラインと油と汗で汚れがいっぱいついていますが、汚れるほどにスキルが身についていくのが実感できるので嬉しい。高いけど十分元とったよ。
ミニマスターブック
最近のメンテ・リペアなどはほとんどこの本を参考にしています。今まで出ているどの本よりも写真が見やすく(なんといってもカラーですから)、説明も的確で解りやすい。日本語も正しく(笑)、理解しやすさは今書店で買えるものの中では一番だと思います。ただ整備書じゃないから掲載されている情報に限りがあるのが惜しい。
こと整備書に関しては値段じゃないと思う。読みやすく見やすく説明が正確であれば高くても買うのが人の子だ(ヘインズは読みにくく見にくいけど買っちゃいますが)。
オススメの一冊です。
中はこんな感じ。見るからにわかりやすそうでしょう。
ミニスーパーメンテナンス
ミニ・フリークのメンテ本。
ここにはTとVの2冊しかないですが、実はUも手元にあるんです。でもオークションで売ります。それも1円オークションでタタキ売りだ!
なぜならUは生意気なキャプションがヒッジョーにむかつく一冊で、メンテしながらキレそうになるんだよね。TとVはそんなことはないのになんでUだけこんなにレベルが低いの?
この本1冊で私はとても好意的だったミニ・フリーク編集部に懐疑的になってしまいました。少なくとも田村氏の頃はこの本のキャプションは考えられないのよ。
んで、使い勝手はどうかというと、昔のミニ・フリークで連載されていたメンテ記事の総まとめみたいなものですから、内容はとても詳しく、ふざけたキャプションがついていないTとVについてはなかなか良いと思います。
ただ残念なのは写真が白黒で小さいこと。なかにはこれじゃわかるはずなーいという写真も。
オレ的には値段が数倍になってもいいから、マスターブックのように総天然色で綺麗な写真をつけて欲しいね。じゃなきゃせめて小さい白黒写真にポインタのせて解りやすくするくらいの配慮は欲しい。
ところでミニ・フリークを読んで昔から思ってるんだけど今でもまったく変わっていないルール違反…それはTJなんかの記事で各々のミニを紹介しているキャプションがありますね。そこで説明されている箇所と、同時に掲載されている写真が一致していない事が多いということ。
例えばキャプションで「シフトノブも○○のものに変更」と書いてあるのに写真がない!そのくせキャプションにないホイールのアップが写っていたりする。キャプションと添える写真が一致するのが普通でしょう。説明書きするなら見せれよ!と思っちゃう。この違和感は吐き気がするほどなんだけど、過去のMfからずっと変わってない。作ってる人は感じないのかしら。不思議だ。
MINIメンテナンス・バイブル/チューニング・バイブル
この2冊も結構面白く珍しい。
なにが珍しいかというと、本書で扱う車をどっかから提供してもらったらしいんですが、それがたまたまATだったってことで、この本でのメンテ、カスタムはほとんどAT車に対して行っているのです。
うちのミニATだからね。使える。ただ古いのが難点。ミニは古くても、パーツはどんどん新しいものが発売されているし、車検制度も変わったし、必ずしも10年前の常識がそのまま通用しているわけではないんだよね…(例えばインジェクションミニの排気温センサーなんかなくても車検通るとか、マフラーなんて車検対応と明記がなくても触媒ついてて驚くほど五月蝿くなければ大抵オッケーとか…)。
ミニで早く走ることには魅力を感じない私はエンジンをいじることには全く消極的ですが、一応チューニング編も持っています。
両方ともオークションで入手しました。気長に待てば普通に安く買えますよ。高く売ってる奴もいるから間違えて買わないように気をつけてね。
ミニフリーク パーツカタログ
物欲大爆発の元凶本(笑)だ。でも必携です。
毎年買う必要があるのかどうかについてはわかりません。でもこれからはそうそう新商品も出ないだろうし、3年に1冊くらい買えばいいのかも。しかもオークションで…なんて言ってると売り上げが落ちて発行されなくなるか…(笑)。
でも実際この本は発行後ちょっとしか経ってなくてもオークションだと安く買えますので慌てて書店で買わないことにしています。
ローバーミニ ツーリング&ファッション
この本も古い。これもまたオークションで安く買える。
ミニの買い方と、簡単なメンテの特集が乗っています。でも古くて参考にならない記事も多いかも。
オートメカニック
長年真摯にクルマ整備・カスタマイズに取り組んできた業界最古参の自動車整備雑誌。
クルマを理解するには最高の雑誌ですが、なにしろミニの構造ときたら40年も前のものだから、逆に最近の記事はあんまり参考になりません。しかし基本はいつの時代も一緒。ちゃんとした知識をちゃんとした言葉で読みたい人は、こっちを頑張って読もう。
オートメカニックは年に数回増刊が出ます。ミニフリーク増刊のスーパーメンテナンス同様1冊買えばとりあえず間に合うわけですが、汎用ですから新技術をフォローした内容にどんどん変わっていくのでついつい買ってしまう。「トラブル修理の参考書」なんかはクルマに一冊という感じの本ですが、ミニの場合はふだんあまり使わない(というか使えない)ので、ミニ専用メンテ本を車載しとくほうがいいかもね。
私は小さいサイズのメンテナンスブックを常時リアポケットに入れています。
ただ、技術に関する知識としてはミニ馬鹿じゃ嫌だし、うちには国産車もあるのでこういうのも買ってお勉強しております。
汎用メンテナンス本
これは汎用の書籍。雑誌よりも誤字脱字・ふざけたキャプションがないという利点がある(しつこい笑)。
ミニ馬鹿じゃ嫌なひとはこういうのも読もうね。
この本は搭乗待ちの暇つぶしに買ったんだけど結構面白かった。似たような本はたくさん出ているけど、単にパーツの取り付けだけではなく電工の基本技術などの説明が充実していて、立ち読みした限りこれに勝るコストパフォーマンスのものはなかったな。
この本があればナビも自分でつけられるよ!ていうかナビについてくる取付説明書を見れば普通につけられるけど…(笑)
ミニクーパースーパープロファイル
1984年発行のクーパー本。装丁を見てお気づきの方が多いと思いますが、出版はヘインズです。うちの初代Mini1000Eを買ってすぐに札幌の洋書専門店で購入した。懐かしい。
ミニは永遠
40周年を記念して出版された本らしい。
ミニの故郷イギリスへの取材、ヴィンテージカー、ミニカーなどの話題からオイル・内装・ラバコン・タイヤ・その他パーツなど内容てんこ盛りでなかなか読み応えがあり面白い一冊。
オークションでも安く買えるのでお勧めです。
ミニフリーク海賊版 ミニ初心者の味方
ミニ・フリークをいつも買っている人だったらいらないかも。
初心者向きにミニというクルマそのものに焦点を当ててわかりやすく説明している。新オーナーには買いの一冊だったかな。
必携!ミニ・バイヤーズガイド
今更これを買っても掲載されているミニが買えるわけでもないから、エクステリアカスタムの参考書として使う以外にないでしょう。
モーターファン 特集ミニスペシャル
モーターファンの別冊ミニスペシャル。
さすがに面白い。
本場英国のチューニングカーがごっそり掲載されている。チューニングにはあまり興味のない私でも面白く読めた。
レッツプレイミニ
いまとなってはいかんせん古い。
しかし読み物としては面白い。
カーマガジンを彩ったミニ徹底収録
絶対買いです。面白い!
モンテの時代の話、クーパーやその他ヴィンテージモデル、チューニングモデルの話など、総ページ数270ページに亘って堪能できます。
オールアバウトミニ
ミニの歴史本。本をちゃんと読むことができる人は買いかな。
絶版車ミニの選び方&つきあい方
読んだものを真に受けて不安になっちゃったりする人や、客観的スタンスに立つのが苦手な人にはオススメしません。ある意味読み流せないと危ない一冊かも。ミニ関連の本をなんでも集めて読んじゃえばその意味はよくわかると思うのですが。
ワールドカーガイド2 ミニ
これも歴史本。あってもなくても(笑)
ミニフリークオールドファッション
なんかオークションで間違って買っちゃった。
オリジナルのミニは日本に腐るほどあるミニであるという持論を持つオレにとってのオールドミニはオールド風味で充分なので、リアルに古いミニの世界は理解できない趣味の世界。
ところでこれ廃刊になったのかな?2005年に入りどうもMf本誌がオールド志向になりつつあるとの内部告発みたいなのをどっかで見たけどバカじゃねえ?ミニユーザーの多数派はそんなもんに拘らずフツーに乗ってる奴が大半だ。ミニフリークを手にしたことすらない単に「うちの自家用車ミニ"クーパー"なんです」という人が一番この世には多いんだよ。オールドに拘って本が売れるならオールドファッションはもっとバカ売れしたっつうの。イベントだクラブだとバカ大騒ぎしてる奴らでさえ少数派なのになぜ売れない雑誌の対象を更に狭めるようなマネをするのか…。頭のいいネズミが沈没前に逃げ出すのは当然だ。
ミニ・フリークの日々
絶対買い。本屋にはまだあるのかな。オークションで大量に流通しているから買って読もう。
ザ・ミニストーリー
なんか有名な本らしい。初版が1969年発行だからかなり古い本ですがミニの成り立ちがよくわかって面白い。
当時の「常識」で書かれているので、今読むとすごい古い技術を大真面目に賞賛していたりして別の面白さを味わえます。中身は大学のテキストのように地味ですが(笑)。
ハイパーレブインポート ローバーミニのすべてがわかる
この本は面白いかったな。ふだんミニ・フリークに慣れちゃってるから別の意味で新鮮味があるというか。さすがに車関係は定評のあるハイパーレブですから中身は濃いです。
ミニのことを誰かに紹介したくて一冊本を見せてあげるならオレはこの本を選ぶよ。
オリジナルミニクーパー&クーパーS
クーパーのバイブルというか。これより詳しい日本語で読める本はないんじゃないでしょうか。オリジナルパーツの判別方法やレストアのことも書かれている。写真も満載です。古い車体の維持には興味ないけど読み物としてなら楽しい。
ヨーロッパの名車ミニ
いのうえ・こーいちさんが書いた本。なぜかいつも通勤鞄に入っている(笑)。
番外編
本の間から当時物の日本語ディーラーカタログが出てきました…。
上2枚は同じもの。私が昔乗っていたMini1000Eがカタログモデルとして出ています。このMini1000Eという表記をミニ・フリーク誌上で見たことがないんだけど何故なんだろうな。並行輸入車だからか。
右はレッドホット・ジェットブラックのもの。両方とも、もう20年以上のカタログで、上のほうに紹介した洋書の間に挟まっていました。